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おせち料理など特別な料理に使われる重箱。それを風呂敷で包むのが定番ですが、どの大きさのものを選べばいいのかすぐに分かりますか？購入したはいいけれどサイズを間違えて不格好になってしまったという経験があるかもしれません。実は重箱のサイズに適した風呂敷の選び方があるのです。

この記事では、おせち重箱を長年製造してきた実績から、失敗しない風呂敷サイズの選び方を解説します。

風呂敷のサイズを選ぶ公式

容器上辺の長さ＋底辺の長さ＋（高さ×2）＋結び目の長さ（150～300mm）
＝風呂敷の対角線の長さ

これが風呂敷を選ぶ公式です。
結び目の長さは15cm～30cmくらいが一般的ですが、実際に結びやすく、見栄えが良いと感じる長さで問題ありません。色々試してみてください。

例）6.5寸　三段重

紙製デリカおせち重箱　黒内朱　正方形M（6.5寸）の場合
本体：196mm×196mm×H53mm
蓋　：196mm×196mm×H26mm

196mm＋196mm＋（185mm×2）＋150mm～300mm=912mm～1062mm

つまり対角線が950mm前後の風呂敷が適したサイズということになります。
ちなみに高さの185mmは、本体の53mm×三段＋蓋の26mmの高さです。

風呂敷の対角線の出し方

中学校で学ぶ三平方の定理を覚えていますか？
1：2：√3　とか　1：1：√2　といった公式のほうが聞き馴染みがあるかもしれません。
正方形の対角線は1：1：√2で求めることができます。

例えば当社で販売している「風呂敷パステルカラー66cm角 ピンク」の場合、1辺が660mmの正方形です。√2=1.41421356…ですので

660：660：660×1.41421356…となるため対角線は93.34cmとなります。

ちなみにこのツールを使用したら面倒くさい計算はすっ飛ばして数字を入力するだけで対角線を出すことができますのでよければ活用してみてください。
https://snapman.net/calc/diagonal/

なお、対角線÷1.414で風呂敷の辺に必要な長さを求めることができます。

重箱サイズごとの風呂敷サイズの目安

6.5寸

一段

寸法：196mm×196mm×H79mm

適した対角線の長さ：700mm～850mm

風呂敷サイズ：495mm角～601mm角

二段

196mm×196mm×H132mm

適した対角線の長さ：806mm～956mm

風呂敷サイズ：570mm角～676mm角

三段

196mm×196mm×H185mm

適した対角線の長さ：912mm～1062mm

風呂敷サイズ：645mm角～751mm角

7寸

一段

212mm×212mm×H79mm

適した対角線の長さ：732mm～882mm

風呂敷サイズ：517mm角～623mm角

二段

212mm×212mm×H132mm

適した対角線の長さ：838mm～988mm

風呂敷サイズ：592mm角～698mm角

三段

212mm×212mm×H185mm

適した対角線の長さ：944mm～1094mm

風呂敷サイズ：667mm角～773mm角

8.5寸

一段

257mm×257mm×H79mm

適した対角線の長さ：822mm～972mm

風呂敷サイズ：581mm角～687mm角

二段

257mm×257mm×H132mm

適した対角線の長さ：928mm～1078mm

風呂敷サイズ：656mm角～762mm角

三段

257mm×257mm×H185mm

適した対角線の長さ：1034mm～1184mm

風呂敷サイズ：731mm角～837mm角

折箱屋.jpでおすすめの重箱と風呂敷

木製吉野杉おせち重箱　正方形M（6.5寸）

高級感抜群の杉製の重箱です。
特別な料理にピッタリの存在感は中身を更に引き立てる事ができます。
間伐材を使用しているので環境にも優しい特別な重箱です。

紙製デリカおせち重箱　黒内朱　正方形M（6.5寸）

折箱屋.jpが取り扱う重箱の中で一番人気のある商品です。
どんな料理でもマッチします。6.5寸は最も一般的なサイズで迷ったらコレをおすすめします。

紙製デリカおせち重箱　パールピンク　正方形M（6.5寸）

すっかり定番になった洋風おせちや洋風オードブルは容器の色によっては違和感が出てしまうことがありますよね。特に重箱は和風感が強くなりがち。パールピンクは主張しすぎない清潔な色味ながら洋風の料理とよく合い、違和感を感じない便利な商品です。

風呂敷パステルカラー６６ｃｍ角　ピンク

華やかな商品を彩る鮮やかなピンク色が特徴。
660mm角なので対角線は約933mm。6.5寸であれば2段か3段で使用されるときれいに仕上げることができます。

まとめ

上辺の長さ＋底辺の長さ＋高さ×2＋結び目の長さ（150～300mm）＝風呂敷の対角線の長さ

で風呂敷の適正サイズを出すことができます。
求めた数字（対角線の長さ）÷1.414で風呂敷の縦横のサイズが出るので、それに近いサイズの風呂敷を選ぶようにしましょう。